VTuberによる競輪基礎講座 VTuberによる競輪基礎講座

「競輪」ってなに?

競輪とは

  • 1948年に福岡県の小倉で発祥
  • 公営ギャンブルとしてスタート
  • 9人または7人の選手がバンク(競走路)の上を自転車で走り、1着を競うスポーツ
  • レース中は時速70km以上のスピード!
  • 他の選手との駆け引きの要素が強い!
  • 完全オーダーメイドの自転車!ブレーキもなく重量は7~8kgと軽い

競輪の魅力はココ!

競輪の競技場は北海道から九州まで全国に43場もあって、1年を通してほとんど毎日どこかの競技場でレースが開催されとるばい!!!!
しかも競輪のレースは「モーニング開催」「日中開催」「ナイター開催」「ミッドナイト開催」の4つの時間帯に分けて開催されとるんやって!!!朝から夜まで自分の好きな時間に楽しめるっちゃん!!いええええええええええええい!!!!最高おおおおおお!!!

競輪は競馬・競艇・オートレースと並ぶ公営ギャンブルの1つなんやけど、「人」の力だけど動力にしとる点で唯一無二やけん!!!速く走るためにブレーキすらなくした自転車や鍛え抜かれた身体・分厚い太もも、駆け引きを行う頭脳戦に魅了されるばああああああああああい!!!

強靭ぞろいの競輪選手

競輪では自分の体を動力にするので、強靭な体と体力が必要になります。その中でも競輪選手の特徴として強靭な「太もも」が挙げられます。「太もも前側」はペダルを地面方向に押す、「太もも裏側」はペダルを地面方向から引き上げる際に必要とされます。太ももの大きさは、選手の強さを表すといわれ、競輪選手の誇りでもあるのです。

ユニフォーム

ユニフォームの色は車番別に9種類あります。1番車から9番車まで、それぞれ単色を使うことで、8車立など欠車時も車番の認識がしやすく、混戦の中でも、選手を見逃すことがありません。競輪界の頂点、S級S班の選手はユニフォームも特別です。

レーサーパンツ

レーサーパンツは、選手の級と班によって色分けされています。選手のランクはS級とA級の2種類あり、パンツの色で見分ける事が出来るようになっています。S級選手のパンツは黒字に赤のライン、A級選手のパンツは黒字に緑のラインが入っており、ラインの中には共に7つの星が飾られています。

レースの流れとラインを知ろう

競輪のレースは6種類

GP(グランプリ)は、全競輪レースの頂点で、毎年12月30日におこなわれます。その1年もっとも活躍した9選手でチャンピオンを決めるレースなので、競輪ファンならGPは絶対に参加したいですね。GPの次に、有名選手が多くて盛り上がるのが、GⅠ(ジーワン)やGⅡ(ジーツー)です。強い選手のレースは迫力がありますし、せっかくなので盛り上がる日に楽しみましょう!

レースの流れ

  • 1. 選手紹介

    レースに出場する選手がバンク(競走路)にて周回すること。「脚見せ」「顔見せ」「地乗り」とも言います。選手紹介は大切な情報収集の場。
    この時、どんなラインを形成するかアピールするので、単なる紹介と気を抜かず選手の並びをしっかり確認しましょう。

  • 2. スタート

    車券の投票が締め切られると、発走機にレーサーの後輪が固定されます。そして、スターターの号砲に合わせて一斉にスタート。まずは先頭員の後を走ります。

  • 3. 周回

    競走選手が風圧により不利にならないよう、先頭員が風除けとなり規定の位置まで先頭を走ります。
    ・レースによって周回数は異なります。
    ・周回数はゴールライン横の周回板によって示され、残り3周を青板、2周を赤板で表示します。

  • 4. 打鐘(ジャン)

    ゴールまでの残り1周半のバック・ストレッチ・ラインを先頭の選手が通過するとジャンが鳴ります。
    ジャンが鳴るとレースは佳境に入り、レースのピッチが上がります。

  • 5. ゴール

    最後の直線は、時速70km近い猛スピードで選手が一団となってゴールを目指します。

予想にはラインが欠かせない

ラインとは?

ラインとは選手がチームを組んで一列になって走ることです。
競輪は時速約70キロをも上回るスピードで走る選手もいるので、空気抵抗を受けやすく、それによりスピード低下や体力の消耗が起こってしまいます。
そのため複数の選手と組んでお互いに協力し合ってレースを優位に進めるため、選手同士でラインを組んで挑みます。

ラインの基本的な組み方

ラインは基本的に2人~で組むことが多く、その組み方には様々なパターンがあります。基本パターンは風を受けて先頭を走る【先行/捲り(自力型)】 選手の後ろに【追込み(他力型)】選手がつき、少ない空気抵抗で最後に追い込むパターンです。
先行選手が風よけという大きな役割を持つかわりに、追い込み選手も後方から別のラインが来るのを防ぐという別の大きな役割を担っています。

競輪も高配当を狙えちゃう!

競輪の最高配当は400万越え

競輪の最高配当は4,760,700円!!

2006年9月21日の奈良競輪場第10レースで、三連単「8-4-5」に付いた配当になります。三連単の平均払戻金が約34,000円であることを考えると、ありえないほどの高額配当でした。

高配当を当てるためのポイント

  • 三連単を買う

    高配当を狙うポイントの1つ目は、三連単を買うことです。車券ごとの最高配当を比べてみると三連単が圧倒的に高くなっています。的中が難しい分だけ、払戻金が高くなるのは当たり前ですね。枠複やワイドなどの当たりやすい車券では、高配当は狙えません。

  • 圧倒的な人気選手がいるレースを狙う

    高配当を狙うポイントの2つ目は、圧倒的な人気選手がいるレースを狙うことです。
    競輪では、選手の人気が高いほどオッズは低く、選手の人気が低いほどオッズは高くなります。そして、圧倒的な人気選手がいるレースでは、他の選手の人気が相対的に下がります。つまり、「実力はあるのに、人気選手のせいでオッズが高くなっている選手」が出てくるわけです。このような選手を狙うと、当たりやすいわりに高いオッズが付くことがあります。

  • 単騎の選手を狙う

    高配当を狙うポイントの3つ目は、単騎の選手を狙うことです。単騎の選手はラインを組めていないため、レース中盤で不利な状況になります。車券を買う競輪ファンもそのことはわかっているので、単騎の選手はオッズが高くなりやすいです。単騎の選手には、4着~5着あたりから自力で捲りに行くタイプや、強い先行選手の番手を奪って差しを狙うタイプなど、様々なタイプがいます。
    どのタイプなのかを脚質から判断して、そのレースで活躍できるかどうか見極めましょう。